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バス運行管理システムSP 機能一覧
平成29年12月より、貸切バスの新車にドライブレコーダーの装着が義務付けられることになりました。さらに2年後には、既存の車両にも装着が義務付けられます。ブロードリーフはバス運行管理システムSPとデータ連動可能なデジタルタコグラフ・ドライブレコーダーを加えて、貸切バス事業の安全対策と業務効率化という課題解決ソリューションをご提案しています。
また、国土交通省は事業用車両の安全な運行を推進するため、国土交通大臣が認定したデジタル式運行記録計、映像記録型ドライブレコーダーの購入に対して購入額の一部を補助しています。弊社で取り扱っている富士通DTS-D1Dなど、補助制度の対象機器に認定されているものがあります。こうした国の補助制度も活用して、貸切バス運行ソリューションを通して貸切バスの安全対策と業務効率の改善を支援します。
貸切バスに装着義務化されるドライブレコーダーの性能要件
国が定めているドライブレコーダーの性能要件は以下の通りです。
ドライブレコーダー性能要件
義務付け機能 | 内容 | 国交省要件 |
---|---|---|
前方用カメラ | 画角 | 左右50°以上/上下35°以上 |
解像度 | 640×480以上 | |
フレームレート | 0.1秒に1回以上(10fps) | |
夜間映像 | 灯火点灯状態にて指導監督等の実施に支障がない程度の映像であること | |
加速度記録計 | 精度 | ・記録の分解能は0.5ms/s2以下であること ・2.5ms/s2以上の加速度が発生した場合に検知できること |
軸数 | 3方向のいずれか | |
サンプリング | 0.1秒に1回以上(10fps) | |
瞬間速度記録計 | 精度 | ・以下の許容誤差内であること 【40±3.0km/h、60±3.0km/h】 【80±3.5km/h、100±4.5km/h】 2.5km/h以下の分解能を有すること |
サンプリング | 0.5秒に1回以上 | |
運転手カメラ | 画角 | 運転手の挙動、変革装置やハンドルの状態を把握できること |
夜間性能 | 指導監督等の実施に支障がない程度の映像であること | |
フレームレート | 0.2秒に1回以上 | |
音声センサー | 性能 | 警報音を録音できること |
日付/時刻 | 性能 | ・日付及び時刻を記録できること ・日付及び時刻の変更を行った場合、その履歴を記録できること |
記録装置 | 性能 | ・トリガ設定値(事業者が設定した値、または2.5m/s2以上)を超える加速度を検知した場合、その前後10秒間以上の記録を行えること |
・連続して24時間以上記録できること | ||
・適切な記録が行われていない状態で自動車が走行した場合、その旨を運転手に伝達する機能を有すること | ||
・記録された情報は、広く一般的に用いられているソフトウェアを用いて同時に再生できるものであること | ||
耐久性 | 性能 | 堅牢であり、かつ、振動、衝撃等により容易に機能が停止しないこと |
改ざん、不正操作対策 | 性能 | 情報の改ざん防止のため、外部からの書き込み、消去等の処理を防止する機能を備えていること ※防止対策例 (1)記録媒体の出し入れを物理的手段によりロックする (2)取り外しができない機器本体に常時記録を保存する (3)自動通信により、外部の記録媒体に常時記録を保存する |
<注意事項>
- ※平成29年12月以降の新車に関しては、上記要件適合が必須となります。
- ※既存車両については、平成36年12月1日から全要件適合が必須となります
取扱商品ラインナップ
以下は弊社で取り扱い予定のデジタルタコグラフ・ドライブレコーダー一覧です。
商品 | デジタルタコグラフ | ドライブレコーダー | 通信機能 |
---|---|---|---|
DTS-D1D | ◎ | ◎ | ○ |
デジタコデータ センター自動保存 |
イベント情報 センター自動保存 |
リアルタイム位置情報管理 オンライン動画ビューアー |
|
DTS-D1A | ○ | - | ○ |
デジタコデータ センター自動保存 |
リアルタイム位置情報管理 オンライン動画ビューアー |
||
DN-magic-Premium/D | ○ | ○ | - |
SDカードに保存 要取込処理 |
SDカードに保存、 要取込処理、 イベント情報と日報の連携あり |
||
DN-magic-MINI | ○ | - | - |
SDカードに保存 要取込処理 |
別商品との連携 によりイベント情報と日報の連動 |
||
OBVIOUS G500 | ○ | ○ | △ |
通信・オンプレミス選択可 | |||
DN-PRO Ⅲ | - | ○ | - |
国土交通大臣が認定したデジタル式運行記録計、映像記録型ドライブレコーダーの購入に際して、購入額の一部が補助されます。この補助制度を活用するためには、指定の期間中に補助金交付申請書兼実績報告書を最寄りの各地方運輸局、運輸支局等に直接申請する必要があります。
弊社の貸切バス運行ソリューションで取り扱う富士通DTS-D1D等の機器も補助制度の対象機器に認定されていますので、導入をご検討のお客様は、ぜひ補助制度をご活用ください。
詳しくは、「旅行業及びバス事業関連の優遇税制・補助金等の情報」や国土交通省の「事故防止対策支援推進事業」でご確認ください。
富士通 ネットワーク型車載情報システムDTS-D1D
ブロードリーフのバス運行ソリューションでは、
先進技術で運行中の安全管理をリアルタイムで行う富士通の車載搭載システムDST-D1Dを推奨します!
リアルタイムの運行管理と先進のドライブレコーダー機能で使いやすさ抜群!
LTE通信モジュール搭載
車線逸脱や車間距離を検知、警告
デジタルカメラ1台、アナログカメラ4台 合計5台接続可能
見やすい大画面有機EL
免許証リーダー搭載
音声認識機能搭載
多彩な外部機器接続
DTS-D1Dは、ドライバーさんだけでなく、運行管理者や経営者にとっても大きなメリットがあります。
※なお、以下の特長にはオプション機能も含まれます。
・面倒な入力不要。免許書をかざすだけで運転開始!
(免許書をかざさないで出庫した場合は警告を発し、事務所に通知されます)
・車線逸脱や車間距離が短くなるとドライバーに警告
・事務所からのメッセージを受信すると音声で読み上げ。見やすい大画面表示なので内容をすぐに確認できる。返信も音声で認識。
・高画質カメラで運行状況をリアルに確認できる
・最大5台のカメラを同時撮影でき、死角を低減。
・クラウドセンターに50件のの車両動画を保存できる。
・車両情報をリアルタイムで確認でき、動態画面から画像情報や日報等の運行情報にも簡単アクセス。
・タブレット端末に対応しているので、運行状況、経費、運行実績をどこからでも簡単に確認できる。営業先でもタブレット端末を使って、安全への取り組みを説明。
・安全運転の徹底で事故が減少。燃料費、保険料、車両修理費などのコストを低減。
富士通DTS-D1D ご利用の流れ
富士通の車載情報システム ネットワーク型デジタコ(ドライブレコーダー搭載モデル)DTS-D1DはLTE通信による動画の高速通信と独自の画像認識技術により、バス運行の安全対策を協力に支援します。
※以下のフロー図にはオプション機能も含まれます。
富士通DTS-D1シリーズ 紹介ビデオ
安全運行を支える富士通DTS-D1シリーズの紹介動画です。
安全・経済運転の評価内容以外にもヒヤリハットのポイントを記録
豊富なトリガー情報により、ヒヤリハット等のポイント等をつかみ、指導用動画を簡単に保存できます。運行管理者の負荷を減らし、ドライブレコーダー画像のチェックを行っていただけます。
ドライブレコーダートリガー一覧
区分 | 項目 | No | 設定内容 | 安全運転 評価対象 |
|
---|---|---|---|---|---|
安全運転・経済運転 | 各種センサ情報 | 速度オーバー | 1 | 道路区分別の事前警告速度、制限速度、判定時間 | ○ |
エンジン回転 | 2 | 道路区分別、実車区分別m、坂道/非坂道別の制限値、判定時間 | ○ | ||
急加速・急減速 | 3 | 実車区分別の1秒当たりの速度変化値 | ○ | ||
アイドリング | 4 | 事前警告時間、違反判定時間 | ○ | ||
長時間運転 | 5 | 事前警告時間、違反判定時間 | ○ | ||
急旋回 | 6 | 速度帯別の設定値 | ○ | ||
画像認識 | 車間検知 | 7 | 前方車両到達時間、衝突警報設定 | × | |
車線検知 | 8 | 車線逸脱警報設定 | × | ||
その他の ドライブレコーダートリガー |
3軸Gセンサ | G値判定 | 9 | 速度帯別のG値判定 | × |
操作系 | 乗務員撮影 | 10 | 有効/無効設定 | × | |
緊急スイッチ | 11 | 有効/無効設定 | × | ||
緯度経度判断 | 危険地帯撮影 | 12 | 地点の矩形(北東・南西緯度経度)設定 | × | |
業務系 | 温度以上 | 13 | 温度帯別の温度上限・下限値設定 | × |