バス運行管理システムSP 機能一覧

ドラレコ搭載のデジタルタコメーター富士通DST-G10

2017年12月より、貸切バスの新車にドライブレコーダー(ドラレコ)の装着が義務付けられることになりました。さらに2024年4月には、運行記録をデジタル式運行記録計(デジタコ)で行い、その運行記録を電子データで3年間保存することが義務化(2025年4月完全義務化)されています。

ブロードリーフでは、バス運行管理システムSPとデータ連動可能なドラレコ・デジタコを加えて、貸切バス事業の安全対策と業務効率化という貸切バス運行ソリューションをご提案しています。



貸切バスに装着義務化されるドライブレコーダーの性能要件

国が定めているドライブレコーダーの性能要件は以下の通りです。

ドライブレコーダー性能要件

義務付け機能 内容 国交省要件
前方用カメラ 画角 左右50°以上/上下35°以上
解像度 640×480以上
フレームレート 0.1秒に1回以上(10fps)
夜間映像 灯火点灯状態にて指導監督等の実施に支障がない程度の映像であること
加速度記録計 精度 ・記録の分解能は0.5ms/s2以下であること
・2.5ms/s2以上の加速度が発生した場合に検知できること
軸数 3方向のいずれか
サンプリング 0.1秒に1回以上(10fps)
瞬間速度記録計 精度 ・以下の許容誤差内であること
【40±3.0km/h、60±3.0km/h】
【80±3.5km/h、100±4.5km/h】
2.5km/h以下の分解能を有すること
サンプリング 0.5秒に1回以上
運転手カメラ 画角 運転手の挙動、変革装置やハンドルの状態を把握できること
夜間性能 指導監督等の実施に支障がない程度の映像であること
フレームレート 0.2秒に1回以上
音声センサー 性能 警報音を録音できること
日付/時刻 性能 ・日付及び時刻を記録できること
・日付及び時刻の変更を行った場合、その履歴を記録できること
記録装置 性能 ・トリガ設定値(事業者が設定した値、または2.5m/s2以上)を超える加速度を検知した場合、その前後10秒間以上の記録を行えること
・連続して24時間以上記録できること
・適切な記録が行われていない状態で自動車が走行した場合、その旨を運転手に伝達する機能を有すること
・記録された情報は、広く一般的に用いられているソフトウェアを用いて同時に再生できるものであること
耐久性 性能 堅牢であり、かつ、振動、衝撃等により容易に機能が停止しないこと
改ざん、不正操作対策 性能 情報の改ざん防止のため、外部からの書き込み、消去等の処理を防止する機能を備えていること
※防止対策例
(1)記録媒体の出し入れを物理的手段によりロックする
(2)取り外しができない機器本体に常時記録を保存する
(3)自動通信により、外部の記録媒体に常時記録を保存する

富士通デジタコ DTS-G1O

ブロードリーフのバス運行ソリューションでは、
先進技術で運行中の安全管理をリアルタイムで行う富士通デジタコDST-G1Oを推奨します!
デジタコDST-G1Oには、先進のドライブレコーダー機能が搭載されています。記録された映像はLTE通信モジュールの高速通信でクラウドに保存されます。

リアルタイムの運行管理と先進のドライブレコーダー機能で使いやすさ抜群!

【特長】
ドラレコ機能搭載、最大6台のカメラ接続可能
操作性に優れた4.5インチタッチパネル
LTE通信モジュール搭載で高速通信実現
ビデオ通話によるIT点呼機能オプション
商用車専用のナビゲーション機能
免許証リーダー搭載
多彩な外部機器接続

dts-g10

ドライバー、運行管理者、経営者のメリット

DTS-G1Oは、ドライバーさんだけでなく、運行管理者や経営者にとっても大きなメリットがあります。
※なお、以下の特長にはオプション機能も含まれます。


ドライバーさん

・面倒な入力不要。免許書をかざすだけで運転開始!
(免許書をかざさないで出庫した場合は警告を発し、事務所に通知されます)
・車線逸脱や車間距離が短くなるとドライバーに警告
・事務所からのメッセージを受信すると音声で読み上げ。見やすい大画面表示なので内容をすぐに確認できる。返信も音声で認識。



運行管理者の方

・高画質カメラで運行状況をリアルに確認できる
・最大6台のカメラを同時撮影でき、死角を低減。
・クラウドセンターに1台につき50件のの車両動画を保存できる。
・車両情報をリアルタイムで確認でき、動態画面から画像情報や日報等の運行情報にも簡単アクセス。



経営者の方

・タブレット端末に対応しているので、運行状況、経費、運行実績をどこからでも簡単に確認できる。営業先でもタブレット端末を使って、安全への取り組みを説明。
・安全運転の徹底で事故が減少。燃料費、保険料、車両修理費などのコストを低減。


富士通DTS-G1O ご利用の流れ

富士通の車載情報システム ネットワーク型デジタコ(ドライブレコーダー搭載モデル)DTS-G1OはLTE通信による動画の高速通信と独自の画像認識技術により、バス運行の安全対策を協力に支援します。
※以下のフロー図にはオプション機能も含まれます。

DTS-G1

富士通DTS-G1O 紹介ビデオ

4.5インチタッチパネル搭載デジタコ「DTS-G1O」の使い方

 

安全・経済運転の評価内容以外にもヒヤリハットのポイントを記録

豊富なトリガー情報により、ヒヤリハット等のポイント等をつかみ、指導用動画を簡単に保存できます。運行管理者の負荷を減らし、ドライブレコーダー画像のチェックを行っていただけます。

ドライブレコーダートリガー一覧

区分 項目 No 設定内容 安全運転
評価対象
安全運転・経済運転 各種センサ情報 速度オーバー 1 道路区分別の事前警告速度、制限速度、判定時間
エンジン回転 2 道路区分別、実車区分別m、坂道/非坂道別の制限値、判定時間
急加速・急減速 3 実車区分別の1秒当たりの速度変化値
アイドリング 4 事前警告時間、違反判定時間
長時間運転 5 事前警告時間、違反判定時間
急旋回 6 速度帯別の設定値
画像認識 車間検知 7 前方車両到達時間、衝突警報設定 ×
車線検知 8 車線逸脱警報設定 ×
その他の
ドライブレコーダートリガー
3軸Gセンサ G値判定 9 速度帯別のG値判定 ×
操作系 乗務員撮影 10 有効/無効設定 ×
緊急スイッチ 11 有効/無効設定 ×
緯度経度判断 危険地帯撮影 12 地点の矩形(北東・南西緯度経度)設定 ×
業務系 温度以上 13 温度帯別の温度上限・下限値設定 ×

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