バス運行管理システムSP~デジタコ連動オプション~

デジタコ連動オプション

貸切バス事業者にもデジタコ(デジタル運行記録計)を導入

2014年、特定車輌において運行記録計(デジタコ含む)の装着義務化が決まりました。貸切バス事業においても、同年より、夜間ワンマン運行で一運行の実車距離が400kmを超える場合又は1日の乗務の合計実車距離600kmを超える場合は、車両にデジタル式運行記録計等を装着し、当該運行を行う事業者がそれを用いた運行管理を行うことが義務付けられています。
デジタコを活用すれば、(1)運転者の安全運転の管理の徹底(2)エコドライブの推進による安全運転の促進(3)運転者の労務管理の徹底といったメリットがあります。今後、安全運行教育の観点から装着義務化の条件が拡大し、貸切バス事業者のデジタコ導入は広がっていくことが予想されます。

バス運行管理システムSPとデジタコ機器が連動

バス運行管理システムSPでは、デジタコのソフトより出力された運行実績データ(CSVファイル)を取り込み、「運行日報」のデータとして反映することができます。

デジタコ連携機能詳細図

対応機種

「DTS-C1」「DTS-C1D」「DTS-D1A」「DTS-D1D」(富士通製)/ ITP-WebService よりCSV出力
「DTG3」「DTG4」(矢崎製)/ SDⅥシステム よりCSV出力
「DTG5」「DTG7」(矢崎製)/ ESTRA よりCSV出力
「YDX-8」(矢崎製)/ ESTRA-Web2 よりCSV出力

デジタコ連動オプションで業務効率がアップ!

運行日報データをわざわざ入力する手間が省け、業務効率がアップ!

運行日報データの入力ミスがなくなる!

デジタコのデータをCSVファイルとして取り込むので、正確なデータ登録ができる!

安全運行教育の充実化・効率化が図れる!

正確なデータをもとに、運行管理者が効率的に運転者の評価や安全運転の教育指導ができる

運送引受書の上限下限金額記載対応

平成28年8月31日、旅客自動車運送事業運輸規則の一部改正に伴い、「運送引受書のモデル様式」が変わりました(平成28年11月1日施行)。

下限割れ運賃等による運送を防止するため、一般貸切旅客自動車運送事業者が運送の申込者に対して交付する運送引受書の記載事項に、運送に係る運賃・料金の上限・下限額を追加することになりました。

バス運行管理システムSPにおいても、施行に合わせて運送引受書に料金見積の上限下限金額を記載できるよう対応しました。

運送引受書サンプルダミー

運行経路データが簡単作成

バス予約入力から運行指示書の作成だけでなく、連動して日報、運送引受書、配車予定表などの集計表も作成できます。

作成した運行経路データも、必要な書類に徹底活用!

新運賃・料金制度の運賃計算に対応

令和5年8月、貸切バスの運賃・料金の見直しが行われました。従来の貸切バスの運賃・料金は、平成26年に導入されましたが、導入以降、人件費や燃料費等のコストが上昇しているため、これを運賃・料金に反映させ、さらなる安全への取組みを着実に実施できるよう、新たな貸切バスの運賃・料金が公示されました。これまで、1時間当たり及び1㎞当りの単価の上限額と下限額を国に届け出ていますが、改正後は上限額の届出が不要になりました。
貸切バスの運賃・料金制度では、バス会社様の車庫を起点とした距離・所要時間の計算が必要です。バス運行管理システムSPでは、車庫から任意の地点を登録することで、距離、所要時間を自動計算。さらに下限、任意の設定運賃に基づいて自動計算を行います。加えて、自動計算結果を用いて見積書、運送引受書、運行指示書を一括で作成します。

走行距離 10キロ未満は10キロに切り上げ
所要時間 走行時間は30分未満切り捨て
30分以上1時間に切り上げ
その後、点呼時間を自動計算でプラス
深夜・早朝運行 22時以降翌朝5時までの点呼点検時間、走行時間を算出

弊社のバス運行管理システムSPでは、各運輸局ごとの上限運賃、下限運賃データを搭載。
自社運賃マスタでのシミュレーションが可能です。
※一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金については、各運輸局にご確認ください。

自社運賃マスタシミュレーション

登録ポイントマスタの活用で入力をさらに簡単!

よく利用する施設や乗降車場所を簡単にマスタ登録をすることが可能です。
登録した地点ポイントを活用することにより、さらなる入力業務の削除を実現します。

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